再会を摩天楼で:セルフライナーノーツ

0013, 再会を摩天楼で
作詞:藤井淳 作曲. 編曲:イェンツァンマオ

タイトルや歌詞をみて、もしや?と思ったあなたは重度の
『Donald Fagen』『Steely Dan』ファンに間違いないでしょう。
この楽曲はKey でアレンジも担当している『イェンツァンマオ』による作曲ですが
私から詞先で原稿用紙に綴り、A メロはここまで、サビはここから
などといった指定も打ち合わせもなくその詞を一字一句変えずに作曲すると言う手法
(我々は勝手に松本細野手法と読んでいます)で作り上げました。
なかなかスリリングな経験でしたし、デモをはじめて聞いた時は
暗い部屋で照明のスイッチを迷う事なく探り当てた感覚に似ていました。
AOR 的ロックと『イェンツァンマオ』が敬愛する小室哲哉さん的な
ニュアンスの融合が隠しきれない、いなたさの中に都会感を出している。

 

JUN FUJII

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