聴いて下さるみなさんに流れ消えてゆく「音」と「コトバ」だけで、夏、最後の花火の様に嘆美してもらうのが最上級の悦楽ですが、、、
言っても無名の新人の作品(多いにペシミスティックに満ちている)な訳ですから
誠実で留まる言葉で作品を補完、もしくは装飾する事で
より良く沁み入る純度にまで出来ればと思っています(いささかtoo muchな事にならねば良いが)
各曲のセルフライナーノーツはCDが発売してから公開する(今はそう思っています)として、、、
今回はサウンド面を少しの言葉で補完します
県内外の多彩な素晴らしいミュージシャン、エンジニアに参加してもらい見事な演奏をして頂いた今作品
みんな自身の色彩(かなり強固なもの)をもっておりましたが
それを混ぜて1つの色にする必要はなかった、誰かが求める色は其処にいらなかったのです
ゆえに編曲も演奏もほとんど個々のやりたいように創作し演奏してもらい
それは自ずと「音」としてのクオリティーをクリアし、理解させる説得力が生まれたと確信しております
みなさんの生活環境で一番聞き慣れた音響装置でEthiopia Yirgachefe Mochaなぞ片手に
叶うならば何度も聴いて頂きたい、我々にそれ以上の喜びはないのです。
JunFujii